
2016年秋スタートの朝の連続ドラマ小説『べっぴんさん』!放送前から既に話題になっていますね!このドラマの主役すみれがですが、このすみれには実在のモデルの方がいらっしゃいます!それが、坂野惇子(ばんのあつこ)さんです!子供服ファミリアの創設者であられた方なのですが、気になる生涯やファミリアについてちょっと調べてみました!
『べっぴんさん』のあらすじ
このドラマは昭和初期から物語が始まり、
神戸の山の手に生まれた
主人公のすみれが主役のお話です。
すみれは、
早くに亡くなった母から教えられた
刺繍や手芸が大好きな女の子で、
会社を経営していた父、
活発な姉のもとで何不自由なく育ち、
18歳でお見合い結婚し、
娘を授かります。
順風満帆に思われた人生でしたが
戦争が起こってしまい、
夫は出征、家は焼け、
戦争が終わると財産は没収という
今までと一変した生活になってしまいます。
そんな過酷な生活から、
働いた経験のない女性同士で店を始め
「子どものため、ママのため」
の服作りに情熱を持ち、
会社起業までした
激動の時代を生きた女性の姿を
描いた物語が『べっぴんさん』です!
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モデルは坂野惇子さん!ファミリアとは?
その女性達の中心となって活躍するのが、
主人公すみれですが、
このスミレの実在のモデルが
ファミリア創設者の
坂野惇子(ばんのあつこ)さんです!
「ファミリアって聞いたことある!」
と言う方も多いと思いますが、
このクマちゃん
(ファミちゃん、リアちゃん)を見たら
「あ~!!この子供服か!!」
と、ピ~ンとくる方も多いかもしれませんね!!
全国の百貨店に多くの店舗があり、
皇室御用達としても有名です!!
品質やこだわりの商品が揃っていて、
今では子供のお受験や、セレモニー、
入学式やあらゆるイベント等の
「肝心な時!!」には、
好んでファミリアの洋服や商品を選ばれる方
が多いです!
私も子育て中のママですが、
やはりきちんとした出事の時や、
長く使いたいもの(靴下や、お弁当箱、
鞄など)の時は、
必ずファミリアを視野に入れて選んでいます!
出産された方は、出産祝いに
ファミリアの商品を貰ったって方も
多いのではないでしょうか?
それほど、子供服では有名なブランドで、
昔から変わらない人気を誇っています!
現在は、お孫さんである岡崎忠彦氏が、
代表取締役を引き継ぎ、
2003年11月より、ファミリアで働かれて
います!
坂野惇子さんの生涯は?
坂野惇子さんは、
ドラマの主人公と同様に会社経営
をしている父の元に生まれます。
しかもその父・佐々木八十八(やそはち)さんは、
ファッション業界の最大手の
レナウンの創設者でした。
今でもレナウンは有名なブランドが
数多くありますよね!!
お嬢様として裕福に育ち、
結婚をして、幼い娘さんを授かった
坂野惇子さんでしたが、
1945年(昭20)8月終戦後、
父と共にレナウンを創業した
尾上清氏に、
「今までとは違うのですよ。
もう昔のお嬢さんではいけない。
自分の手で仕事をし、自分の手で生きていく、
一労働者になりなさいよ。」
と言われ、
強く働くことにしようと決心し、
日本 にはじめてすぐれた欧米の
育児子ども用品を採り入れ、
1948年に三人の友人を誘って神戸で
モトヤベビーショップを創業し、
その後
1950年に4人の女性達で「ファミリア」
を創業します。
また母親で、女性らしい
「子どものことを第一 にした愛情品質」
を考えたものづくりで、
あかちゃん肌着やおむつなどを考案し、
ベビー子ども服業界に大きな貢献されます。
坂野惇子さんは、
2005年87歳で、この世を去られていますが、
坂野惇子さんのそのものづくりの思いは、
今でも多くの人の心に共感を生み
影響を与え続けています!
戦後に強くたくましく、そして女性が母が、
輝く時代を作ってきた坂野惇子さんを
モデルにした『べっぴんさん』が、
どんなストーリー展開をしていくか、
放送がとても楽しみです♪