
こんにちは、調べル子です!7月27日夜11時放送の『情熱大陸』で、海洋生物学者の渡辺佑基さんの特集があります。ペンギンにカメラを付けて生態を観察した斬新な方法が話題だそうで、経歴や、バイオロギングという言葉の意味が気になったのでちょっと調査してみました!
プロフィール
生年月日:1978年4月12日
出身地:岐阜県
職業:国立極地研究所 生物圏研究グループ 助教
いまだ謎が多い海洋生物の生態を
独特の手法で調査し、
世界で認められた生物学者,
それが渡辺佑基さん、36歳です。
経歴
2002年に、東京大学農学部卒業し
後に、東京大学 農学生命科学研究科
修士課程修了し、
2007年に博士課程修了
されてます。
極域に生息する大型捕食動物の
生態を主に研究されています!
2007年には東京大学総長賞
(もっとも優れた実績を残して
東大を卒業する人に贈られる賞)
を受賞されてます。
渡辺さんは、2010年と、2011年の
日本南極地域観測隊 夏隊員をされ、
2012年3月まで南極にいました。
また2011年には、山崎賞
(学術分野全般で優れた実績を
積み上げた人に贈られる賞)も
受賞されています!
科学誌『Nature』で
その研究が紹介される等し、
世界の注目を集めています!
現在は、北極や南極を研究する
国立極地研究所・生物圏研究グループの
助教をされています。
渡辺さんは、
バイオロギングを研究されており、
その手法は独特で、
あらゆる水中生物に“データロガー”と呼ばれる
行動記録計と小型カメラを取り付け、
生態の解明に挑んでいます。
その渡辺さんが南極観測隊員として、
アデリーペンギンにカメラを装着して
とらえた映像は、これまで調べられなかった
「自然界での捕食シーン」を
克明に記録しており話題と
なりました!
とくにペンギンの生態観察では、
その手法と観察結果が大きく評価され
ました!
私もこの動物目線の小型カメラの映像を
他のTVで観たことがあるのですが、
まさに生の動物目線で大変興味深かったです!
また余談ですが、趣味のけん玉は
なんと「日本けん玉協会」で
1級の資格を持つ腕前だそうです!
ちなみに日本南極地域観測隊は
「日本けん玉協会」の公式な
「南極支部」なんだそうです。
隊員のひとりが検定員の資格を
もって来ているので、
級位に応じた3種類の技を、
級位に応じた成功率で
こなすことができれば、
履歴書にも書ける「けん玉道○級」
の証書がもらえる
んだそうでうすよ!
面面白いですねw
その為、南極に凄腕のけん玉プレイヤーが
揃っているんだそうですよ!!
南極の研究の空いた時間とかに
みんながけん玉している風景とか
ちょっと面白そうで見てみたいですね!のはなし」
(河出書房新社、
また渡辺さんは、全世界をフィールドに
研究活動をすることから、
「生物学会のインディ・ジョーンズ」
とも呼ばれているそうです!
税込15
バイオロギングって何?
渡辺さんの研究する
「バイオロギング」は、
直訳すると「生体記録」だそうで、
生物学の中でもここ20年で急速に発展した
新しい分野なんだそうです。
生物に小型のビデオカメラや
センサーを取り付けて、
画像やデータを記録し、行動や生態をを
調査する研究方法とされています。
野生動物のエサ取りの行動を
初めて長時間にわたって
モニタリングできた点で
「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に
バイオロギング界から初めて論文を収録し、
表紙にも写真が大きく掲載されました。
海洋動物の動きは
驚くくらいにダイナミックで、
マグロは太平洋を横断して
また戻ってきますし、
アザラシは一時間も息を
とめられるそうです!
なぜそんなことができるのかという、
進化の不思議を解き明かしていこうという
「ペンギンが教えてくれた 物理のはなし」
と言う本も出版されています!
こちらもとても気になりますね!
大自然の謎を私たちに代わって研究し
解き明かしてくれようとしている渡辺さんの
これからの研究を応援しています!